【報告】山形県介護支援専門員協会 職域研修 小規模多機能型居宅介護ケアマネジメント研修会開催のご報告
令和6年11月9日(土)14:00~16:00、オンラインで職域研修 小規模多機能型居宅介護ケアマネジメント研修会を開催しました。職域研修は自身が日ごろ活躍している職域でのケアマネジメントを中心に学習いただけるような研修企画で、今回は小規模多機能型居宅介護のケアマネジメントを学習しました。
講師は医療法人東北医療福祉会 介護事業課長、小規模多機能居宅介護支援事業所フラワー小姓町で管理者兼主任介護支援専門員としてご活躍している髙橋明美先生でした 髙橋先生は、当協会の監事も務めていただいており、日本介護支援専門員協会の小規模多機能型居宅介護部会の前部会長も務めていた方で、認知症介護実践研修等の指導者として山形県の認知症介護の向上にご尽力されております。
当日の参加者は19名 でした。少ない参加者ではありましたが、参加された方の満足度は非常に高いものがありました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました
研修の内容ですが、髙橋先生の講義に入る前に、参加者の中からお一人、医療生活協同組合やまがた 小規模多機能型居宅介護事業所かがやきで所長を務めている齋藤美佐子様より自事業所の活動について紹介いただきました。県内には100事業所以上の小規模多機能型居宅介護事業所がありますが、お互いどんな活動をしているのか知らないといった意見をうかがう事がありましたので、今回は1事業所ではありましたが活動紹介をお願いしました。齋藤様、ありがとうございました
その後、髙橋先生から「小規模多機能型居宅介護の運営基準ほか、最新情報について」をテーマにご講義をいただきました。地域包括ケアにおける小規模多機能型居宅介護の役割、小規模多機能型居宅介護について、サービスの質の向上、介護支援専門員の役割、ケアマネジメントの考えかたなど、多くの事をご講義いただきました。
今回参加された方のほぼ全員の満足度が高く(当日、研修終わり時に急遽満足度を確認しました。)、次回以降の継続した研修の希望も聞かれました。グループワークを少しの時間設けましたが、その際にでた感想をご紹介します。
「人生会議をサービス担当者会議に取り入れてみようと思った」、「計画作成者と介護職との両立が大変」、「連泊の希望も多いので地域の実情に合わせた事例も次回聞いてみたい」、「小規模多機能型居宅介護の最新情報が聞けて良かった」、「認知症加算の算定方法について勉強になった」、「ケアプランについて詳しく勉強していきたい」、「事業所では一人ケアマネで働いているため、わからないでやっている部分が多いので、こういった研修はどんどんやって欲しい」、「ケース検討会もぜひしていただきたい」、「居宅介護支援事業所のケアマネジャーからも小規模多機能型居宅介護の事を知って欲しい」。
少人数ではありましたが、とても前向きな研修会になったと思います。来年度も必ずこの研修会を行っていきたいと思います。どうぞご期待くださいね